旅妄録(2025.8.19)
すぎなみ耕援事務所
すぎなみ耕援事務所
日本モーリス・ラヴェル友の会 https://note.com/amisraveljapon
私がどうこう評せる身分でない素人ですが好きな作曲家。写真などの掲載は著作権の関係で厳しいため、上記サイトを推薦しますが、自分も読み切れるものではありません。今年150年で色々催されますが、日本でそうした企画は少ないし、行っている場合でもない。
「なき王女のためのパヴァーヌ」「ラ・ヴァルス」「ダフネスとクロエ」「ピアノ協奏曲(ト長調)」「水の戯れ」など挙げればキリないが、1937年没、その前から意思表明が難しかったため、第二次世界大戦時ならどう言動したかと思うところ。12年後私も分からない。
を聴きたいですね、テンシュテット指揮は少ないが、ヴァーンスタインの汗だく指揮は好きですね。テンシュテットはマーラー交響曲第5番、レオノーレ序曲などベートーヴェン、サントリーホールでのワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲も秀逸。
「ワルツ」と題した曲、ラヴェルの晩年作であり、当初優雅に始まるが世界恐慌後、混沌としてくる曲調は暗い時代を予期したと言われる。「ズッコケるかくしゃみが出るか」の終わり方が印象的、そう評した人は聞かないなあ。