すぎなみ耕援ニュース(2025)

2025.4出生後休業支援給付金の支給額を教えてください
出生後休業支援給付金の支給額(※1)は、「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数(28日が上限)×13%」により算出しますが、育児休業給付(出生時育児休業給付金または育児休業給付金。いずれも「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数×67%」)も支給されますので、育児休業給付と出生後休業支援給付金を合わせると、支給額は「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数×80%」となります。
育児休業中は申し出により健康保険・厚生年金保険料が免除されること、勤務先から給与が支給されない場合は雇用保険料の負担がないこと、育児休業等給付が非課税であることを加味すると、休業開始時賃金日額の80%の額は、手取り10割相当の額となります。
例)休業開始時賃金日額が10,000円(28日換算で28万円)の方が、産後パパ育休を28日取得した場合の例
・出生時育児休業給付金の支給額=10,000円×28日×67%=187,600円
・出生後休業支援給付金の支給額=10,000円×28日×13%=36,400円
両給付金の合計=224,000円(28万円の80%に相当)
※1 支給額には上限があります。
※2 休業開始時賃金日額は、原則として、育児休業開始前6か月間の総支給額(保険料等が控除される前の額。賞与は除きます。)を180で除した額です。
カスタマーハラスメント防止措置義務化へ(会社の知恵袋)
カスハラ防止措置の義務化に進む中、企業と従業員を守りつつ顧客対応の質を向上させるための具体的な対策と法的背景を解説しました(『会社の知恵袋』2025年3月号、SBIビジネス・ソリューションズ寄稿掲載)。https://koen-sr.tokyo/customerharassment/
営業など
こちらの雑誌を携え活動する今月です。新年度、もともと元上司の研修団体で別の研修講師予定でしたが、カスタマーハラスメント防止が急務となり、カスハラ防止監修・研修講師内定しました。その上で、営業により受託機会あれば開拓を行います。交流会には5つの機会を得ました。これとは別の活動として相談に応じているほか、必要あらば最適者の紹介も行っています。
先進業務講座
取り組んでいる受講講座です(業界をリードする!社労士の先進業務集中講座、第4クール)。https://minagine.jp/seminar/sr-advance-school4/ 実践力を吸収し、実践を全て試します。
交流活動
営業チラシを作製して、自著とともに封書しました。いくつかの交流会にフル参加します。