社会保険労務士試験受験記-その2(2018年・1回目記念)
すぎなみ耕援事務所
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8月25日(日)試験が行われました。令和5年度の8月27日に受験し、6回目で合格しました。令和7年度は8月24日(第4日曜日)と見込まれます。詳しくはこちらへhttps://koen-sr.tokyo/exam_attorney1/
択一式は難しいとのことですが、解いてみると違わず厳しかったです。昨年の問題レベルは上回っていたと思えます。例えば、細かい通達・事例問題、個数・組合せ問題(亜種組合せ形含む)が増え、昨年の受験経験は確実に邪魔します。模試などで、そうした問題に触れればまだよいですが、基本問題や過去問を繰り返して満足するでは、今回は全く太刀打ちできそうにないです。
落とさず、全部取ることは最低限必要でした。その上で、未知の問題は何とかとっかかりを掴んで、根拠づけて拾う・切るしかない。健保の「手数料」は対応できず、45点で十分でしょう。受験指導校の解答解説会もこれから、分析待ちながらテキストや模試改定は免れないようです。
私の場合は、「労働保険徴収法」でした。問題に左右されず、また労災と雇用がたまたま伸びずとも、カバーしてくれます。どちらかといえば、社会保険科目が比較的取りやすい形でした。苦手科目というより、選択式問題自体がトラウマで、合格年は金を投じ悔いなくやり切りました。
改めて、落とすための巧妙な作問を理解すべきでしょう。労災の「ささいな行為」がそのまま書かれていない問題文をそう読み替える技術も必要です。その積み重ねが合否を分けてくると。と当方評する才は十分なくとも、合格し資格得てなお広い意味の学習を続ける必要があるのです。